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勝どき動物病院 中央区勝どき

勝どき動物病院

東京都中央区勝どき3-4-20
03-5548-1226
予約優先・急患随時
予約診療:木曜日

循環器科

 犬の僧帽弁閉鎖不全症、続発するうっ血による肺水腫、気管の蛇行などによる咳や運動不耐性。猫の先天性心疾患、心筋症に続発する血栓塞栓症などがあります。これらは、症状が明らかになった時点では重症化している場合も少なくありません。
 
 当院の循環器科においては聴診、心臓超音波検査(心エコー検査)、心電図検査、レントゲン検査、血圧計等を用い、詳細な客観的データに基づいた診断および治療方法のご提案を実施します。

すでに症状のある子も、健康診断としての定期検査など、現状把握の重要性をご理解下さい。






犬と猫の高血圧
 犬と猫の高血圧は症状を訴える事ができないため、あたかも無症状で推移し全身性疾患の中で最も過少診断されているものの一つです。血圧とは心拍出量と全身の末梢抵抗が密接に関連し、自律神経系など複雑な相互作用の直接的及び間接的な影響を受けています。


高血圧は原発性、続発性に分類され、犬や猫の場合 ほぼ続発性高血圧です。要因として、副腎皮質機能亢進症、腎疾患、甲状腺疾患、真性糖尿病、肝疾患、薬物などです。
犬、猫の高血圧の定義は一般的に150/95mmhg以上を高血圧とし、初期症状は眼、心臓、脳、腎臓に現れます。

眼の症状では、網膜浮腫、血管の蛇行、出血から脈絡膜細動脈の収縮、網膜色素上皮の虚血性壊死を引き
起こす高血圧性網膜症、網膜剥離を引き起こす脈絡膜症が続発する。

心臓の症状では、血圧ともに後負荷が増大し、心雑音、不整脈、ギャロップ音が生じることがあります。

脳の症状では斜頚、運動失調、抑鬱、見当識障害、痙攣発作といった高血圧性脳症が生じることがあり
この病態場合 予後がよくありません。

腎臓の症状では、腎動脈圧の上昇により腎尿細管の変性、間質線維症につながります。さらに糸球体高血圧
から糸球体硬化症、糸球体委縮、増殖性糸球体炎が生じます。腎臓の変化は進行性のものです。

当院では、動物専用血圧計を用いた、定期的な検査をお勧めしていますが、眼底カメラによる網膜の確認、超音波検査器による心臓エコー検査など、血圧上昇の要因となる検査も重要です。

※犬や猫ちゃんの血圧測定は、落ち着いた状態での複数回のチェックが必要です。

僧帽弁閉鎖不全症 Mitral regugitation
左心房と左心室を隔てる僧帽弁および腱索が粘液変性を生じ、僧帽弁の閉鎖不全を起こす病気です。僧帽弁の形態変化の結果、心臓内で血液のうっ血が発現し最終的には左心不全に陥り、肺水腫を引き起こしたり、2次的な心臓形態変化も引き起こします。
初期には心雑音のみで臨床症状を表しませんが、心拡大に伴い運動不耐性、気管圧迫による咳症状の発現など数年の経過して病気が進行していきます。
当院では内科療法を中心とした治療をお勧めいたしますが、どのタイミングで治療を開始するかは、臨床症状、聴診、超音波検査、レントゲン検査、心電図検査に基づいて判断し、飼い主様と相談の上で決定となります。大切なことは現状の把握ですので、お気軽にご相談ください。
フィラリア症
蚊によって媒介されるこの病気は、犬糸状虫という寄生虫が主として肺動脈に寄生し、血液の流れを悪化させ、高血圧だけでなく、肺動脈内膜に変性を生じさせ深刻な臨床症状を発現させます。
寄生する動物種は犬に限らず、フェレット、猫にも寄生します。定期的な駆虫薬の投与で100%防げる病気であるため、予防をお忘れなく。



 






勝どき動物病院


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